尖圭コンジローマの原因はヒトパピローマウイルスです。

性器や肛門にカリフラワーのような出来物や、乳頭のようなイボができるのが特徴です。

出来てしまったイボは外科的な手術を行ったり焼いたりして切除しますが、ウイルスを完全に取り除くことは難しいといわれており、再発することもあります。

3か月以内に再発してしまう人も多いようで、この性病になってしまった人のパートナーにも感染させてしまっている場合が多く、パートナーも感染してるかどうかを検査する必要があります。

同時期に症状がなくても、その後症状が出ることがあるので、検査をあらかじめしておくとよいでしょう。

感染について

尖圭コンジローマは、良性のヒトパピローマウイルスが原因となり、性交渉による感染が一番多いですが、性交以外での感染も認められています。

粘膜の傷口や皮膚の傷口からの感染も報告されていますので、性交渉だけではないことを覚えておきましょう。

母子感染もしてしまいますが、妊娠時に検査をしておくことで母子感染を防ぐことができます。

セックスやアナルセックス、オーラルセックスでも感染し、コンドームだけでは防ぐことはできませんが有効ではあります。

ヒトパピローマウイルスについて

近年、ヒトパピローマウイルスという言葉を聞くようになったと思います。

それは子宮頸がんがクローズアップされることが多くなったからです。

がんの原因になるピトパピローマウイルスは一部のウイルスであり、多くはHPV16型とHPV18型です。

ピトパピローマウイルスは100種類ほどがあるといわれており、その中の15種類ほどが子宮頸がんにつながるものです。

中には良性のものもあり、それが原因でなってしまう性病が尖圭コンジローマなのです。

近年話題となることが多いワクチンは、子宮頸がんを予防するためにつくられた悪性のHPVに効く予防接種です。

ですから、予防接種をしていても、良性のHPVには感染してしまうので、注意が必要です。

症状について

亀頭や肛門のあたりにイボができちゃったよ

痛くは無いから大丈夫かな?

あそこにできものができたの何かしら?

色は白、ピンク、褐色などでちょっと気持ち悪いの

尖圭コンジローマは男女ともに同じような症状が出ることで知られています。

薄いピンク色または茶色いニワトリのトサカのようなイボや、乳頭のようなイボができるのが特徴的です。

カリフラワーのようなと例える方も多く、軽い痛みやかゆみが出る方もいますが、自覚症状はほぼありません。

症状の出るところ

男性の場合は主に亀頭の先端部分や冠状溝といわれる辺り、包皮内外板(包皮の内側・外側)、陰のう、会陰(陰のうと肛門の間)、尿道口、肛門のまわりや肛門内などです。

女性の場合は、主に大小陰唇(だいしょういんしん)や腟前庭(ちつぜんてい)、会陰、尿道口、肛門のまわりや肛門内といった場所のほかに、腟(ちつ)、子宮頸部(しきゅうけいぶ)など性器の内側にもイボが発生します。

進行することでイボは大きくなり、数も増えていきます。

どんどん醜い姿になっていくと感じる方も多いようで、見たことがない出来物ができた場合には受診するようにしましょう。

検査について

出来物ができてしまった場合には受診をしましょう。

男性の場合は泌尿器科、女性の場合は産婦人科を受診するとよいでしょう。

女性は産婦人科で、症状を話し、内診を経て検査をすることになります。

検査は患部の視診を行い、患部からウイスル感染細胞を綿棒で採取し、検査をします。

感染したと思われる性交渉から発症までは3週間から8か月と潜伏期間が長いです。

症状が出ていない間でも、パートナーに感染させてしまっている可能性がありますから注意が必要です。

症状が出て、ウイルスを採取できるような状態になることで、検査ができるようになります。

泌尿器科や産婦人科以外でも皮膚科でも対応してくれる性病です。

皮膚科で患部を見せることに抵抗がある場合には泌尿器科や産婦人科に行きましょう。

治療について

軟膏を塗る方法もありますが、イボを取るほうが確実でイボをを取り除くことが治療となります。

基本的には電気メスやレーザーによって焼却することが多く、液体窒素によって凍結させたりする方法もありますが、どの方法でもイボを取り除くことになります。

性器が焦げて麻酔が切れると痛みがありますが、我慢が必要です。

尖圭コンジローマは再発の恐れが高い性病ですから、経過の観察が重要でイボをすべて取り払っても25%の人が3か月以内に再発してるようです。

眼で見えるイボを取り払っても、内部にウイルスが潜んでいることがあり、再発してしまうこともありますから、3か月はパートナーとの性交をしないようにしましょう。

予防について

ウイルスは、はがれた皮膚が付着しただけでも感染してしまいますのでコンドームでの予防は有効ではありますが完全な予防とはいえません。

広い範囲に症状がでてしまってる可能性もあるので、性器だけをカバーするコンドームでは防げませんので、症状が出ているときは性交は避けましょう。

もしも、感染してしまったときはパートナーも感染してる可能性が高いので検査をして、治療することが大切です。

ワクチンもありますが、悪性のHPVへのワクチンですので、尖圭コンジローマには関係がありません。

しかし、悪性のHPVの感染を防ぐことは大切なことなので予防を考える方、女性はワクチンの接種を考えましょう。

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